東京のはしか感染拡大の真相|症状と潜伏期間・大人の対策徹底解説
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感染症対策を講じる上で、麻疹ウイルスの破壊的な伝播力を正しく把握しておく必要があります。はしかの感染力とコロナの比較において、疫学指標である「基本再生産数(R0:免疫を持たない集団で1人の感染者が何人に感染させるかを示す数値)」を見ると、その差は歴然です。
表から明らかなように、麻疹の感染力はインフルエンザの約10倍、新型コロナの2倍から3倍以上に達します。最大の特徴は「空気感染(飛沫核感染)」を起こす点です。ウイルスが微小な水分を失った状態(飛沫核)となって空気中を長時間漂うため、感染者と同じフロアや換気の不十分な同一空間に数分間居合わせただけでも感染が成立します。
このため、はしかの空気感染予防対策として、通常のマスク着用やアルコール消毒だけで身を守るには物理的な限界があります。ウイルスを体内で中和する十分な血中抗体を持っていること、すなわち「ワクチンによる事前防御」こそが、感染を根本から防ぐ唯一無二の手段です。