五十肩で腕が痛いのはなぜ?二の腕の激痛と夜間痛の真相を解説

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「五十肩なのに二の腕が痛い」と感じる背景には、神経伝達の仕組みによる関連痛(放散痛)が深く関わっています。肩関節を包む関節包や腱板周辺には、頚髄の第5・第6神経根(C5・C6)から伸びる知覚神経が豊富に分布しています。肩の深部で強い炎症が起きると、脳がその刺激の発生源を正確に特定できず、同じ神経領域である三角筋から二の腕(上腕外側)にかけて痛んでいると錯覚してしまうのです。

臨床現場の医師や理学療法士の問診記録でも、「肩の先端よりも、腕の真ん中あたりを拳で叩きたくなるような鈍痛や刺すような痛みがある」と訴える患者が全体の7割近くを占めます。腕そのものの筋肉を痛めたわけではないため、二の腕をいくらマッサージしても根本的な解決には至りません。

また、上腕二頭筋長頭腱(力こぶの筋肉につながる腱)が肩関節の前方を通っているため、関節内の炎症がこの腱鞘へ波及し、腕を前後に動かす動作で二の腕の前面に鋭い痛みが走るケースも多発しています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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