Byd車の真価とは?テスラ超えを狙う最新Evの実力とリアルな罠

Byd車の真価とは?テスラ超えを狙う最新Evの実力とリアルな罠とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

購入の判子を押す前に、冷静に把握しておくべき現実がある。第一に「リセールバリューの不確実性」だ。国産ハイブリッド車やトヨタの人気SUVに比べ、輸入BEV全般の中古車相場は下落スピードが速い。BYD JAPANは残価設定ローンで高い据置率を提示して買いやすさを演出しているが、5年後、7年後の市場買取価格がどう推移するかは依然未知数だ。

第二に「自宅充電の有無」が所有体験を劇的に分ける点である。60kWh前後の大容量バッテリーを家庭用200Vの普通充電で満たすには一晩(10〜12時間程度)を要する。月極駐車場などで基礎充電環境を持たない「充電難民」状態のまま購入すると、急速充電スタンドを探し回る時間に追われ、EVライフが一転して苦行になりかねない。

第三に、ディーラーのアフターフォロー体制だ。店舗網は拡大中とはいえ、地方都市や過疎地では最寄りのサービス拠点まで長距離の移動を強いられるケースがある。万が一の事故やトラブル発生時、板金修理や専用部品の調達に要するリードタイムは、事前にディーラーと綿密に確認しておくべき重要項目だ。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest