赤字脱却への正念場——Qdレーザ決算が映し出す量子ドット技術の収益化とシリコンフォトニクス最前線
赤字脱却への正念場——Qdレーザ決算が映し出す量子ドット技術の収益化とシリコンフォトニクス最前線にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
網膜に直接映像を投写する独自の光学技術「RETISSA」を展開するレーザアイウェア事業は、同社の看板技術であると同時に、収益面での大きな懸念材料でもあった。医療機器承認の取得や製品普及のためのマーケティングコストが先行し、赤字幅を押し広げる要因となっていたためだ。
今回の決算では、従来のBtoC領域への自社直接販売アプローチから、医療機関や特定産業向けパートナーシップを重視したBtoB領域への戦略シフトが明確に読み取れる。眼科検診機器としての導入加速や、ロービジョンケア製品としての普及戦略が見直されたことで、事業単体での赤字幅圧縮に向けた道筋が少しずつ整い始めている。