混沌と洗練が交差する街・池袋。2026年、美食家たちが密かに注目する「裏ルート」と新潮流
今注目を集めている 混沌と洗練が交差する街・池袋。2026年、美食家たちが密かに注目する「裏ルート」と新潮流について、多角的な視点をご紹介しています。
池袋の北口エリアを中心に広がっていた、いわゆる「ガチ中華」のブームは、2026年においてさらなる深化を見せている。もはや四川や東北地方の料理だけに留まらない。中国南部のローカルな米粉麺専門店や、スパイスを極限まで効かせた湖南料理の隠れ家など、より細分化された郷土料理の店がひしめき合っている。
特筆すべきは、客層の変化だ。かつては在日中国人コミュニティのための場所だった店内に、今では最先端の味を求める日本の若者や欧米からの観光客が日常的に溶け込んでいる。メニューに日本語の翻訳がないことも珍しくない。スマホの翻訳アプリを片手に、未知のスパイスと格闘するスリルこそが、今の池袋における最高のスパイスなのだ。