パワポのスライドマスターでページ番号が出ない?原因と設定法を解説
パワポのスライドマスターでページ番号が出ない?原因と設定法を解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
資料のクオリティを左右するのは、統一されたフォントとミリ単位で整頓されたレイアウトです。1枚ずつスライド番号の文字サイズを修正していく力技は膨大な時間を浪費するだけでなく、ズレの原因になります。一括反映を行うには、スライドマスターフォント変更とスライドマスターページ番号位置変更の手順を正しく踏む必要があります。
操作の急所は、必ず「親スライドマスター(一番上の大きなサムネイル)」を選択した状態で作業することです。親マスター上にある右下の「<#>」プレースホルダー枠をクリックし、フォントを「Segoe UI」や「BIZ UDPゴシック」など好みの書体に変え、フォントサイズやカラー(視認性を保ちつつ主張しすぎないグレー系など)を設定します。親マスターの枠をドラッグして中央下や右上に移動させれば、その配下にある子レイアウトの番号位置も連動して一瞬で移動します。
一方、現場からの要望が非常に多い「1 / 30」のようなパワーポイント総ページ数表示については、PowerPointの仕様上の制限を理解しておく必要があります。現在のPowerPointには、Wordの「Page of Pages」のように総スライド数を自動計算して動的に挿入する標準タグが存在しません。
実務で総ページ数を表記する場合、最も現実的な解法は「親スライドマスターの<#>の右側に、固定テキストとして『 / 30』と打ち込む」方法です。スライド枚数が確定した提出直前のファイナライズ段階で、親マスターのプレースホルダー内を「<#> / 35」のように直接書き換えることで、全スライドに一斉適用されます。ページ増減のたびにマスターを修正する手間は生じますが、マクロ(VBA)禁止環境のクライアントワークでもトラブルを起こさない最も堅実な手法です。