なぜ日本人はタイ料理にハマる?2026年最新トレンドと味の真相を徹底解説
なぜ日本人はタイ料理にハマる?2026年最新トレンドと味の真相を徹底解説の背景について、専門知識を基に徹底解説します。
「タイ料理=激辛で胃腸が痛くなる」という先入観は大きな誤解です。前述の中華系移民の歴史や宮廷料理の系譜から、辛味をまったく使わない、あるいは非常に穏やかな名作料理が数多く存在します。唐辛子耐性が低い方や子供連れでも心から楽しめる辛くないタイ料理おすすめの代表例を紹介します。
筆頭に挙がるのは前述の「カオマンガイ」です。調理過程で唐辛子は一切使用されず、鶏肉のエキスとジャスミンライスの滋味を堪能できます。タレに唐辛子が入っている場合は、タレをかけずに卓上の醤油(シーユーカオ)だけで食べても絶品です。
スープ類では「トムカーガイ(鶏肉とナンキョウのココナッツミルクスープ)」が随一です。トムヤムクンとは異なり、たっぷりのココナッツミルクのまろやかなコクと、カー(ナンキョウ)の上品な香気、ライムの酸味が主体となっており、唐辛子の刺激は極めて控えめです。
麺類では、幅広米粉麺を豚肉やカイラン菜とともに甘口の黒醤油で炒めた「パッシユ(ผัดซีอิ๊ว)」が最適です。日本の焼きうどんにも似た親しみやすい甘辛さで辛味成分はゼロです。肉料理なら、ナンプラー、ニンニク、パクチーの根でマリネして炭火で香ばしく焼き上げた「ガイヤーン」や、ピーナッツソースをつけて食べる串焼き「サテ(ムーサテ/ガイサテ)」が鉄板の選択肢となります。
現地のレストランや日本の本場系店舗で確実に辛さを回避するためのオーダー術として、以下のタイ語フレーズを覚えておくのが実効的です。
・「マイ・ペット(ไม่เผ็ด)」=辛くしないでください
・「ペット・ノーイ(เผ็ดนิดหน่อย)」=少しだけ辛くしてください
厨房で唐辛子を抜いてもらうだけで、素材とハーブ本来のピュアな風味を存分に味わうことができます。