なぜ今中毒者が続出?くだらなすぎて笑える名作B級コメディを徹底解説

なぜ今中毒者が続出?くだらなすぎて笑える名作B級コメディを徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

映画史の隙間に燦然と輝く洋画 B級コメディ 傑作まとめを語る上で外せないのが、シチュエーションの異常さで押し切るタイプの怪作です。典型例として名高い『タッカーとデイル 史上最悪についてないヤツら』(2010年)は、心優しい田舎男2人が凶悪殺人鬼と勘違いされ、大学生グループが勝手に自滅していくさまを描いたスプラッター・コメディの金字塔。低予算ながら計算されたアンジャッシュ的な「勘違いの連鎖」が絶妙で、今なお映画ファンの間でB級コメディの隠れた名作として語り継がれています。

また、2006年の映画『26世紀青年の戯言(原題:Idiocracy)』は、冷凍睡眠から目覚めた凡人が、知能が低下しきった500年後の未来で世界一の天才になってしまうディストピア・コメディです。公開当時は配給会社の消極的なプロモーションにより興行的に苦戦したものの、後年「現実のアメリカ社会を予言していた」と再評価され、ネットカルチャーにおいて不動の地位を築きました。

一方、B級コメディにおける邦画のネットの反応に目を向けると、日本特有の「間」と「ナンセンス」を極めたインディーズ作品が独自の盛り上がりを見せています。総製作費300万円から興行収入31億円超を記録した『カメラを止めるな!』(2017年)は社会現象化しましたが、ネット上のディープな映画コミュニティでは、さらにエッジの効いた自主制作コメディや、荒唐無稽な特撮パロディが定期的に発掘されています。

「邦画のB級コメディは当たり外れが大きいものの、当たりを引いたときの爆発力は洋画以上」という口コミが5chやX上で散見されるように、日常の些細な狂気を拡大解釈したコメディは、日本人の琴線に深く刺さる傾向があります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest