旧国鉄倉吉線廃線跡の全貌|日本一美しい竹林レールと歴史の真相

旧国鉄倉吉線廃線跡の全貌|日本一美しい竹林レールと歴史の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

旧国鉄倉吉線廃線跡を最大限に楽しむためには、地域の観光資源と結びつけた綿密な周遊プランが欠かせません。倉吉市関金町エリアは、美しい廃線跡だけでなく、日本有数のラジウム含有量を誇る関金温泉や、清流で育まれた特産の関金わさびなど、魅力的な地域資源が集積しています。

半日で巡る王道のおすすめ観光ルート

効率的かつ深く歴史を体感するためのモデルルートは以下の通りです。

  1. 打吹駅跡・倉吉線鉄道記念館(起点):倉吉白壁土蔵群を散策後、記念館へ立ち寄り。往時の写真パネルやサボ(行先標)、SL「C11 75」を見学し、倉吉線の全貌を頭にインプットします。
  2. 車または路線バスで関金町へ移動(約20〜25分):倉吉市街地から南下し、関金宿駐車場へ。
  3. 泰久寺駅跡〜竹林区間の散策(約40〜60分):ホームの復元駅名標を確認後、竹林レールを歩行。朝の澄んだ空気のなかで写真撮影を堪能します。
  4. 倉吉線廃線跡トレッキングツアー参加(事前予約時):専任ガイドの案内で通常非公開の山守トンネル内部へ突入。懐中電灯を消した完全な「暗闇体験」と、トンネル出口から差し込む緑の光の絶景を体感します。
  5. 関金温泉「湯命館」または周辺旅館で日帰り入浴:散策で疲れた体を、名湯白金の湯で癒やします。

アクセスと駐車場の実践的アドバイス

マイカー・レンタカーを利用する場合、米子自動車道の「蒜山(ひるぜん)IC」または「湯原(ゆばら)IC」から国道313号線を経由して約30〜40分で到着します。泰久寺駅跡のすぐ近くにも十数台分の駐車スペースがありますが、土日祝日の日中は満車となるケースが多発します。トラブルを避けるためにも、約1km手前にある「関金宿駐車場」の利用が極めて賢明です。

公共交通機関を利用する場合は、JR山陰本線「倉吉駅」バスターミナルから日本交通の路線バス(関金線)に乗車し、「泰久寺」停留所で下車(所要約35分)、そこから徒歩約5〜10分で廃線跡の入口に到着します。バスの本数は1時間に1本程度となるため、事前に往復の運行ダイヤを確認しておくことが鉄則です。

立ち入り時の厳格なルールとマナー

美しい景観を守るため、現地では明確な利用ルールが設定されています。線路敷外の竹林は地元農家の私有地であり、タケノコや山菜の採取、立ち入りは厳禁です。また、バラストの石や枕木の破片を持ち帰る行為も産業遺産の破壊に該当します。歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズの着用が必須であり、ヒールやサンダルでの立ち入りは怪我のリスクが高いため絶対に避けてください。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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