Francfranc新宿サザンテラス店の現在は?閉店理由と跡地・新宿近隣店舗一覧
Francfranc新宿サザンテラス店の現在は?閉店理由と跡地・新宿近隣店舗一覧の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
新宿サザンテラスの開業間もない時期から長年にわたり愛されてきた「Francfranc 新宿サザンテラス店」ですが、結論から言えば2017年1月29日(日)の営業をもって完全閉店しました。オープン以来、南口の待ち合わせスポットやギフト探しの定番として親しまれ、夜にはイルミネーションとともに温かな光を放っていた同店だけに、閉店から年月が経過した今も「移転したのでは?」と探す人が絶えません。
なぜあれほどの好立地にあり、常に賑わっていた店舗が営業を終了したのか。業界筋の取材データおよび当時の運営方針を紐解くと、主に3つの構造的要因が浮かび上がります。
第1に、定期建物賃貸借契約の満了です。サザンテラスを管理・開発する小田急電鉄グループおよびJR東日本グループによる南口再開発(JR新宿ミライナタワー開業やバスタ新宿の稼働に伴う回遊導線の変化)の波の中で、エリア全体のテナントリニューアル期が重なりました。
第2に、Francfranc自身の店舗ポートフォリオ再編です。2010年代半ば以降、同ブランドは従来の「巨大路面店で家具から雑貨まで全網羅する」スタイルから、「ターミナル駅直結の商業施設型高効率店舗(ルミネ等)」と「ブランドの世界観を濃縮した青山などの戦略的旗艦店」、そして「急成長するEC(公式通販・モール)」へとリソースの集中を進めました。家賃負担が極めて重い超一等地の大型路面店を維持するよりも、駅ナカ・駅直結ビルへの出店を強化する経営判断が下された形です。
第3に、消費者の購買サイクルの変化が挙げられます。大型家具を都心の路面店で持ち帰るスタイルから、スマートフォンで比較検討し自宅配送で完結させる購買様式が一般化。店舗には「家具を並べる広大なショールーム」よりも「旬のフレグランスやテーブルウェア、シーズン家電を気軽に買える利便性」が求められるようになり、サザンテラス店はその歴史的役割に幕を下ろすこととなりました。