栄冠を逃し続けた名門の記憶と「39年の壁」——プロ野球日本一の知られざるドラマ
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「過去に日本一になったことがある」とはいえ、何十年もその味から遠ざかっていれば、現地のファンにとって実質的には「日本一未経験」に等しい感覚になる。現在、最も日本一から遠ざかっているチームはどこなのか。
栄冠からのブランクが最も長いのは、広島東洋カープだ。広島が最後に日本一に輝いたのは1984年のこと。古葉竹識監督のもと、山本浩二や衣笠祥雄、高橋慶彦らが躍動した黄金期以来、なんと40年以上も日本シリーズ制覇から見放されている。2016年からリーグ3連覇を果たした際も、日本シリーズではソフトバンクや日本ハムの前に屈した。
続いてブランクが長いのが中日ドラゴンズ(2007年以来)や埼玉西武ライオンズ(2008年以来)、千葉ロッテマリーンズ(2010年以来)だ。どんなにリーグ戦で圧倒的な強さを見せても、短期決戦の日本シリーズを勝ち抜くことの難しさを、これらの数字が物語っている。