ロシアの面積は日本の約45倍!世界一の国土と居住限界の真相に迫る
ロシアの面積は日本の約45倍!世界一の国土と居住限界の真相に迫るを徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
約1,710万平方キロメートルという途方もない広さを誇るロシアですが、その土地すべてで人々が快適に生活を営んでいるわけではありません。ロシアの地理的最大の弱点は、国土の60%〜65%以上が「永久凍土層」に覆われているという環境条件にあります。
特にウラル山脈の東側に広がるシベリア・極東地域は、冬季には気温がマイナス50度以下に達する世界有数の極寒地帯です。サハ共和国のオイミャコンやベルホヤンスクでは、過去に氷点下67.8度を記録するなど、人間が生身で活動できる生理的限界を超えた厳しい環境が横たわっています。
この過酷な気候条件の結果、ロシアの人口分布には極端な偏りが生じています。
- ヨーロッパロシア(国土の約25%):全人口約1億4,400万人のうち約75%以上が居住。
- シベリア・極東地域(国土の約75%):全人口の25%未満しか居住しておらず、人口密度は1平方キロメートルあたり数人から1人未満。
国土全体としての人口密度は約8.4人/km²と世界最低水準ですが、モスクワやサンクトペテルブルクなどの主要都市部に人口が密集しており、「広大すぎる領土の大部分は人間の定住を拒むフロンティアである」というのがシベリアの実態です。