ぶどうの袋かけ時期完全攻略!開花後の日数と失敗防ぐプロの手順
ぶどうの袋かけ時期完全攻略!開花後の日数と失敗防ぐプロの手順の全体像を詳しく解説してご紹介します。
Q1:梅雨の時期と袋かけの時期が重なってしまい、なかなか晴れません。どうすべきですか?
A1:雨天時の作業は厳禁です。無理に雨の中で作業すると袋の中に湿気がこもり、ほぼ確実にカビや腐敗の原因になります。晴れ間の半日〜1日を狙い、果実の表面についた水滴が完全に乾いたタイミングを見計らって集中して作業を行ってください。多少日数が後ろ倒しになっても、濡れたままかけるリスクのほうが遥かに高くなります。
Q2:袋をかける前に果実に傷がついているのを見つけました。そのまま袋をかけても大丈夫ですか?
A2:そのまま袋をかけてはいけません。傷ついた粒や茶色く変色した粒は、袋の中でカビの温床となり、隣接する健全な粒へと腐敗を広げます。袋をかける直前に必ず房全体を360度点検し、傷果や奇形果、小さすぎる未熟果はハサミで元から丁寧に切り落としてから袋を装着してください。
Q3:袋の上から農薬を散布しても、中の実に影響や効果はありますか?
A3:防除効果の観点では、袋をかけた後は袋の外側に薬剤が付着するため、果実に直接薬剤が届くことはほとんどありません。そのため、袋かけ後の散布は「葉や枝を守るための防除」となります。果実そのものを保護する薬効は「袋かけ直前の散布」にかかっているため、袋をかける前の消毒工程を決して省略してはなりません。