犬が震える原因と危険なサイン|病気の見分け方と正しい対処法
犬が震える原因と危険なサイン|病気の見分け方と正しい対処法の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
ネット上の情報や飼い主の直感的な行動の中には、良かれと思って行っているものが愛犬の容態を悪化させるリスクを孕んでいるものがあります。
代表的な誤解の一つが、「震えている犬は強く抱っこして落ち着かせるべき」という思い込みです。恐怖や不安による震えであればスキンシップが有効なケースもありますが、骨折、関節痛、椎間板ヘルニア、内臓痛が原因である場合、抱き上げる行為そのものが患部に強い圧迫を加え、激痛を与えて病状を悪化させます。犬が触られるのを嫌がったり、抱っこした際に身体を強張らせる場合は、抱擁を即座に中止し、フラットな床やクッションの上で安静にさせてください。
もう一つの危険な盲点は、てんかん発作時に「舌を噛まないように口へタオルや指を入れる」という誤った応急処置です。発作中の犬は強力な力で無意識に顎を閉じるため、飼い主が重傷を負うだけでなく、犬の気道を塞いで窒息死させる極めて高い危険性があります。発作時は身体を揺さぶったり口元を触ったりせず、周囲の角張った家具を避けて安全を確保することが鉄則です。