君の名はOp「夢灯籠」の正しい読み方は?野田洋次郎が込めた真意

君の名はOp「夢灯籠」の正しい読み方は?野田洋次郎が込めた真意について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

「夢灯籠」の作詞・作曲を手掛けたのは、RADWIMPSのフロントマンである野田洋次郎だ。彼は単なる劇伴作家としてではなく、脚本作りの初期段階から新海誠監督と激しいキャッチボールを繰り返しながらこの曲を紡ぎ出した。

タイトルを構成する「夢」と「灯籠」。この2つの言葉が結びついたとき、映画『君の名は。』の根底に流れるテーマが鮮やかに浮かび上がる。「夢」はもちろん、瀧と三葉が眠りの中で入れ替わる現象、そして目覚めとともに指の隙間からこぼれ落ちていくお互いの記憶を象徴している。一方で「灯籠」は、暗闇を照らす道標であり、先祖や遠い存在に思いを馳せるお盆の「灯籠流し」を想起させるモチーフだ。

互いがどこにいるのかも分からず、名前すら消えかけていく暗闇の中で、相手という存在だけを頼りに手探りで進む二人。そのかすかな希望の光こそが「夢灯籠」なのだ。野田洋次郎はこの短いタイトルの中に、映画全体のプロットとエモーションのすべてを凝縮させていたのである。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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