筆の持ち方で劇的に美文字へ!単鉤法・双鉤法と疲れない構え方の真相
筆の持ち方で劇的に美文字へ!単鉤法・双鉤法と疲れない構え方の真相の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
「筆を持つと親指の付け根が痛くなる」「書いている最中に手がプルプルと震えてしまう」という場合、原因の9割はペン持ちの癖による軸の傾きと過剰な握力にあります。
ボールペンはペン先が金属製のため、斜め45度〜60度に倒して筆圧をかけることでインクが出ます。しかし毛筆は、しなやかな動物の毛やナイロン毛の束でできています。筆を寝かせてしまうと、毛の「腹」ばかりが紙にべったりと触れ、線の太さを変えたり方向転換したりする繊細なコントロールが失われてしまいます。
毛筆を机に対してほぼ垂直(80度〜90度)に立てる理由は、穂先の先端(命毛・鋒)に均等に圧力をかけ、前後左右360度どこへでも自在に弾力を利かせるためです。軸を垂直に保つと、指先で無理に筆圧を押し込まなくても、腕の重みだけで自然に美しい抑揚(トメ・ハネ・ハライ)が生まれます。
軸を握る力は、「生卵を割らないように優しく包む程度」が理想です。指の第一関節を軽く曲げ、手のひらの中にピンポン玉がすっぽり入るような空間(掌虚・しょうきょ)を保つことで、余計な緊張が抜け、手首の疲れが劇的に解消されます。