ポインセチアの水やりは毎日Ng!枯れる原因を防ぐ冬越し頻度と再生術
ポインセチアの水やりは毎日Ng!枯れる原因を防ぐ冬越し頻度と再生術に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
店頭に並ぶポインセチアを見て「冬の花だから寒さや水に強いはず」と思い込むのは最大の誤解です。ポインセチア(学名:Euphorbia pulcherrima)の原産地は中央アメリカ、主にメキシコ西部の乾燥した熱帯・亜熱帯地域です。現地では雨季にぐんぐん枝を伸ばし、乾季に花(苞)を咲かせる生態を持っています。つまり、色鮮やかに色づく日本の冬は、ポインセチアにとって本来「成長が止まる半休眠状態の乾季」にあたります。
休眠状態にある植物は、根から水分を吸い上げる力が極端に低下しています。この時期にポインセチアの水やり頻度を増やし、土が湿ったまま毎日水を与え続けると、鉢土の隙間にある空気がすべて水で遮断されます。その結果、根の細胞が呼吸困難に陥り、わずか数日で嫌気性菌が繁殖してポインセチアの根腐れ対策が間に合わないほど急速に根が腐敗してしまうのです。
植物生産の現場を取材すると、プロのナーセリー(育苗農家)は「ポインセチアは乾かし気味に育てることで、根が水を求めて力強く張り、寒さに対する耐性細胞を作る」と口を揃えます。ポインセチア枯れる決定的な理由は、水不足ではなく「過剰な水分による根の窒息」にあります。