滑走路を道路が横断?ジブラルタル空港の謎とトンネル開通後の現在
滑走路を道路が横断?ジブラルタル空港の謎とトンネル開通後の現在について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。
かつては航空機が発着するたびに10分〜20分ほど道路が遮断され、国境付近では慢性的な大渋滞が発生していました。排気ガスによる環境問題やテロ対策上のセキュリティリスクも長年指摘され、抜本的な対策が急務となっていたのです。
この問題を解決したのが、総工費を投じて建設された地下トンネル「キングズウェイ・トンネル(Kingsway Tunnel)」です。難工事と契約上の紆余曲折を経て2023年3月31日についに正式開通を迎えました。滑走路の東端直下をくぐるこのトンネルにより、車やトラック、バイクといった一般車両の通行はすべて地下へと切り替えられました。
現在の様子として、かつてのような国境周辺の絶望的な車列渋滞は大幅に緩和され、緊急車両のスムーズな通行も確保されています。遮断機に阻まれて車列が延々と連なるノスタルジックな日常風景は過去のものとなりましたが、都市機能と安全性は飛躍的に向上しました。