サトノダイヤモンド有馬記念の真実|キタサン撃破の神騎乗と勝因分析
サトノダイヤモンド有馬記念の真実|キタサン撃破の神騎乗と勝因分析の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
有馬記念を制し、年度代表馬論争すら巻き起こしたサトノダイヤモンドは、翌2017年春の阪神大賞典を完勝。名実ともに日本競馬の頂点として、秋には世界最高峰のフランス・凱旋門賞への遠征を敢行しました。
しかし、このフランス遠征が名馬の競走生活に暗い影を落とすことになります。同年のシャンティイ競馬場は極端な道悪(重馬場)となり、フォワ賞4着、本番の凱旋門賞では15着と大敗。ヨーロッパ特有の深い芝での激走は、サトノダイヤモンドの繊細かつしなやかな筋肉に過度な負担を強いる結果となりました。
帰国後の2018年、金鯱賞や宝塚記念で本来の輝きを取り戻せず、ファンからは「あの強かったサトノダイヤモンドは戻らないのか」と悲痛な声が上がりました。それでも秋の京都大賞典で見事に復活の重賞勝利を飾り、意地を見せます。
陣営がラストランに選んだのは、伝説を刻んだ舞台である2018年有馬記念でした。この引退レースの経緯において、かつてのような圧倒的な末脚は見られず6着に敗れたものの、ゴール後スタンド前を堂々と引き揚げる姿には、多くのファンから惜しみない拍手が送られました。栄光のグランプリ制覇から過酷な海外遠征、そして復活劇まで、ドラマに満ちた競走生活でした。