パーフェクトゲームとは?ノーヒッターとの違いや歴代記録を徹底解説
パーフェクトゲームとは?ノーヒッターとの違いや歴代記録を徹底解説について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。
パーフェクトゲームの規定には、一般のファンが見落としがちな細則や誤解が存在します。公式記録の取り扱いにおける重要ポイントを検証します。
1. 複数投手の「継投完全試合」は個人記録にならない
2007年の日本シリーズ第5戦、中日ドラゴンズの山井大介投手が8回までパーフェクト投球を続け、9回を守護神・岩瀬仁紀投手が3者凡退で締めて日本一を決定づけた試合はファンの間で語り継がれています。
しかし、公認野球規則およびNPBの公式記録において、これは「チーム記録としての継投による完全試合(参考記録扱い)」となり、歴代16名の「完全試合達成者一覧」にはカウントされません。公式なパーフェクトゲーム達成者として認められるのは、あくまで「1人の投手が最後まで投げ切った場合(完投)」に限定されます。
2. 延長戦に入った場合と雨天コールドの扱い
9回表まで相手打線を完全に封じていても、味方打線が無得点のまま延長戦に突入した場合、記録は継続されます。しかし、延長回で安打や四死球を出した時点で完全試合の権利は消滅します。かつてMLBのハービー・ハディックス投手は12回まで完全投球を続けながら、13回に味方失策と安打で敗戦投手となり、公式な完全試合とは認められませんでした。
また、雨天などによるコールドゲームで5回や7回で試合が終了した場合、無安打無出塁であっても公式の完全試合・ノーヒットノーランとは認定されず、「参考記録」にとどまります。