蚊で異常に腫れるのはなぜ?蚊アレルギーの危険なサインと対処法

蚊で異常に腫れるのはなぜ?蚊アレルギーの危険なサインと対処法の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。

局所的な腫れにとどまらず、全身症状を伴う場合は極めて強い警戒が求められます。単なるアレルギーを超えて生命に直結する重篤な疾患が蚊刺過敏症(びしかびんしょう)です。

蚊刺過敏症を発症すると、蚊に刺された直後から激しい局所の腫れ、水疱、血疱、そして皮膚の壊死や潰瘍化が進行します。それだけでなく、刺咬後数時間から数日以内に38度以上の高熱やリンパ節の腫れ、肝機能障害、血尿などの全身症状が引き起こされます。

この疾患の背景には、体内に潜伏するEBウイルス(エプスタイン・バール・ウイルス)に感染したNK細胞(ナチュラルキラー細胞)やT細胞の異常増殖が存在します。蚊の唾液刺激をトリガーとして過剰な免疫応答が暴走し、放置すると慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)や悪性リンパ腫へと移行する危険性があります。蚊に刺されるたびに高熱を出したり、刺し傷が黒く壊死して跡が残るような場合は、一刻も早く精密検査を受けなければなりません。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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