小泉進次郎の「80歳年金」は本当か?発言の真相と受給年齢の行方
小泉進次郎の「80歳年金」は本当か?発言の真相と受給年齢の行方の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
小泉進次郎氏が提唱した「年金受給繰下げの選択肢拡大」とは、具体的にどのような仕組みを指すのでしょうか。現行制度と対比しながら整理します。
2022年4月の制度改正により、公的年金の受給開始時期は60歳から75歳の間で自由に選べるようになっています(原則は65歳)。受給開始を1カ月遅らせるごとに受給額は0.7%増額され、上限である75歳まで繰り下げると、65歳受給開始時に比べて受給額が最大84%増額されます。
小泉氏らが提案していたのは、この受給繰下げ上限を「80歳まで拡大できないか」という議論です。仮に80歳まで繰り下げが可能になれば、健康で長く働き十分な給与所得がある層にとっては、将来受け取る年金額を大幅に増やす強力な手段になります。
一方で、制度が複雑化することや、「受給開始年齢の引き上げに向けた地ならしではないか」という警戒感を国民に抱かせるリスクも常に指摘されています。