沖縄のサンゴ持ち帰りは違法?浜辺の死骸や砂もNgな真相と罰則
沖縄のサンゴ持ち帰りは違法?浜辺の死骸や砂もNgな真相と罰則の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。
旅行中につい拾ってしまい、帰りの荷物に入れたまま那覇空港へ向かった場合、どのような事態が起こるのでしょうか。
那覇空港の国内線保安検査場や受託手荷物(預け入れ荷物)のX線検査において、大量の砂やサンゴの塊が入っていると、不審物や危険物の確認を兼ねて手荷物の開披検査を求められるケースがあります。検査員の確認によってサンゴや海岸の砂であることが判明した場合、沖縄県の条例や海岸保護の観点から説明を受け、空港内に設置された回収箱への自主返納(破棄)を促されるのが通例です。
さらに、国際線を利用して海外へ出国する場合、対応は一段と厳しくなります。造礁サンゴ(イシサンゴ目など)は種類を問わず「ワシントン条約(CITES)附属書II」に指定されており、死んだ骨格であっても経済産業省の発行する輸出許可証がなければ国境を越えて持ち出すことができません。税関で無許可所持が発覚した場合、没収だけでなく処罰の対象となるため注意が必要です。