植物油と植物油脂の違いとは?健康リスクの真相と食品表示の裏側

植物油と植物油脂の違いとは?健康リスクの真相と食品表示の裏側についての最新情報を徹底解説します。

私たちが日常で口にする「あぶら」は、漢字で書くと「油(常温で液体)」と「脂(常温で個体)」に分かれます。この漢字の違いこそが、両者を区別する最大の鍵です。

植物油(食用植物油)は、菜種(キャノーラ)、大豆、ごま、オリーブ、米などの植物の種子や果肉から搾り取った、常温で液体を保つ油を指します。農林水産省が定めるJAS規格では、大豆油や菜種油など品目ごとに細かく品質基準が規定されており、家庭で炒め物やドレッシングに使うボトルの油の多くがこれに該当します。なお、サラダ油と植物油の違いについて補足すると、サラダ油は植物油の中でもJAS規格に基づき「0度の低温下でも濁らず結晶化しないよう精製度を高めた油」を指す特定の規格名称です。

対して植物油脂は、液体である「植物油」と、常温で固体または半固体の「植物脂(パーム油、ヤシ油、カカオバターなど)」の双方を包括した上位概念の総称です。食品表示基準において、植物由来の油脂であれば個別の油種を細かく明記せずとも「植物油脂」と一括表示することが認められています。これが、コンビニスイーツやスナック菓子の裏面に「植物油脂」とだけ記載されている制度的な背景です。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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