Cr2025とCr2032の違いは?代用は本当に危険?失敗しない選び方を徹底解説
Cr2025とCr2032の違いは?代用は本当に危険?失敗しない選び方を徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
ボタン電池の取り扱いに関しては、一般ユーザーの間で誤った認識が広く定着しています。安全に関わる3つの盲点を正しく把握しておく必要があります。
誤解①:「同じ3Vなら多少の厚み差は押し込めば問題ない」
前述の通り、機器内部の接点はミクロン単位の精度で設計されています。厚みの異なる電池を無理に装着すると、端子破損だけでなく、内部ICチップに想定外の応力が加わり基板クラック(亀裂)の原因になります。
誤解②:「CR2016(1.6mm)を2枚重ねればCR2032(3.2mm)の代わりになる」
これは極めて危険な誤認です。コイン形リチウム電池を2枚重ねて直列接続にすると、電圧は3.0Vから6.0Vへと倍増します。定格3V設計のスマートキーや精密機器基板に6Vを印加した場合、過電圧によって内部回路が瞬時に焼損し、修理不能の全損状態に陥ります。
誤解③:「素手で電池の上下(プラスとマイナス)を強くつまんでセットする」
皮脂や指の汗が電池表面に付着すると、微弱な導電層が形成されて自己放電が急速に進行します。また、接触抵抗が増大して機器の誤作動を招くため、交換時は側面を持つか、樹脂製のピンセット・絶縁手袋を使用するのが鉄則です。