コンビニおでんはなぜ高い?1個200円超えの衝撃真相とお得な裏ワザ

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なぜ、ここまでおでんの値段は上がってしまったのか。その理由はひとつではない。

第1に、世界的な魚肉すり身の価格高騰と、国内メーカーの製造コスト急増がある。ちくわやはんぺんの原料となるスケソウダラのすり身は海外需要の高まりで高騰しており、出汁に使う鰹節や昆布の調達コストも上昇の一途をたどっている。

第2に、店舗オペレーションにかかる電気代の上昇だ。レジ横で24時間加熱し続ける器具の保温コストは店舗オーナーにとって深刻な重荷となっており、商品価格への転嫁を余儀なくされている。

そして第3の理由がフードロス対策だ。AbemaTVのニュース番組で流通アナリストの渡辺広明氏が指摘していた通り、従来のレジ横オープン什器は破棄ロス(廃棄損)が非常に大きく、蓋付き容器への移行やあらかじめ調理されたパック販売への切り替えが急速に進んだ。ロス削減と引き換えに1個あたりの原価計算を厳格化したことが、販売価格を押し上げる直接的なトリガーとなったのだ。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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