常滑やきもの散歩道の魅力とは?見どころ・最新コース・穴場を総力取材

常滑やきもの散歩道の魅力とは?見どころ・最新コース・穴場を総力取材に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

やきもの散歩道が旅行者を惹きつけてやまない最大の理由は、かつて窯業で栄えた時代の産業遺構が、そのまま生活の道として息づいている点にあります。陶器の破片や土管を活用した独特の景観は、全国でもここでしか見られない唯一無二のものです。

その筆頭格が、散歩道を象徴する風景として名高い「土管坂(どかんざか)」です。明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁一面にびっしりと埋め込まれ、足元には滑り止めとして陶器を焼く際に使われた廃材「ケサ」が敷き詰められています。かつて陶土を運ぶ荷車が坂道で滑らないように施された生活の知恵であり、実用性と造形美が見事に調和したフォトスポットとなっています。

もう一つのハイライトが、1887年(明治20年)頃に築かれ1974年まで実際に稼働していた「登窯(陶栄窯)」と、その一帯を整備した登窯広場です。現存する登窯としては日本最大級の規模を誇り、国の重要有形民俗文化財に指定されています。傾斜地に連なる8つの焼成室と10本の煙突が織りなす威容は圧巻で、広場周辺には展示館や休憩所も整っており、陶芸の歴史を肌で学ぶことができます。

さらに、高台から散策路を見守るように顔をのぞかせる巨大モニュメント「とこなめ見守り猫 とこにゃん」も定番の撮影スポットです。高さ3.8メートル、幅6.3メートルもの大きさを誇り、招き猫の生産量日本一を誇る常滑のシンボルとして親しまれています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest