赤十字病院と普通の病院は何が違う?治療費や受診条件の真相を徹底解剖
赤十字病院と普通の病院は何が違う?治療費や受診条件の真相を徹底解剖の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
「赤十字病院の医療レベルや腕前は実際どうなのか」という点について、客観的な第三者評価および現場の設備基準から検証します。
国際的な病院評価指標として毎年注目を集めるNewsweek誌の「WORLD'S Best Hospitals」日本版ランキングにおいても、東京大学医学部附属病院や聖路加国際病院といった名門大学病院・私立中核病院とともに、日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)などの基幹日赤病院が常に上位グループへランクインしています。がん診療連携拠点病院や三次救急を担う救命救急センターの指定を受けている施設が多く、急性期医療の設備投資と臨床実績は国内最高峰の水準を誇ります。
日赤の医療レベルを支える最大の柱が、災害拠点病院の指定基準をクリアし続ける強固なインフラと現場教育です。災害拠点病院は、耐震構造はもちろん、自家発電装置、受水槽、ヘリポートの確保、衛星電話などの通信手段など、都市機能が完全麻痺しても自立稼働できる厳しい基準が課されています。日本赤十字社は全国に約500班の常設救護班を編成しており、医師や看護師は平時からトリアージや外傷初期診療の過酷なシミュレーション訓練を積んでいます。
現場の外科医や集中治療専門医からは、「多数の外傷患者や超重症例が日常的に救急搬送されてくるため、若手・中堅医師の現場経験値が民間病院とは比較にならないペースで蓄積される」という証言が聞かれます。先端医学の研究開発を主眼とする大学病院(特定機能病院)が「難病の解明と教育」に強みを持つのに対し、赤十字病院は「救急現場で即座に生命を救う臨床実践力」において絶大な強みを発揮しています。