【図解】今さら聞けない「染色体」と「Dna」の違いとは?医療の未来を変える遺伝学の基本
【図解】今さら聞けない「染色体」と「Dna」の違いとは?医療の未来を変える遺伝学の基本について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
一方で、染色体は物質そのものではなく、DNAが折りたたまれた「状態」や「構造」を指す。人間の細胞1個に含まれるDNAをすべて引き伸ばすと、なんと約2メートルにも達する。顕微鏡でしか見えない極小の細胞核に、2メートルもの糸を押し込まなければならない。
ここで活躍するのが、ヒストンと呼ばれるタンパク質だ。DNAの糸がこのヒストンにぐるぐると巻き付き、さらにそれが折りたたまれて太い束になったものが染色体である。普段はほぐれているが、細胞分裂のタイミングになると、はっきりと目に見える太い「X」字型の構造へと変化する。