唐草模様の意味とは?泥棒の風呂敷になった理由と驚きの吉祥由来

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唐草模様の歴史は、日本国内にとどまらず紀元前の世界各地へと遡ります。その起源は古代エジプトや古代メソポタミアにあり、ナイル川に咲く睡蓮(ロータス)やナツメヤシの葉(パルメット)をモチーフにした幾何学的な装飾文様が原点とされています。

この植物文様は古代ギリシャやローマ帝国へと渡り、神殿の柱頭を飾るアカンサス(ハアザミ)の唐草レリーフへと発展しました。その後、交易路であるシルクロードを経由して中央アジア、インド、中国(唐代)へと伝来します。

日本へもたらされたのは飛鳥時代から奈良時代にかけてのことです。中国の唐から伝わった草木模様であることから「唐の草=唐草」と呼ばれるようになりました。奈良の正倉院には、シルクロードの終着点として当時の唐草文様を施した仏具、鏡、染織品が数多く納められており、当時の貴族文化における国際色豊かな最高級デザインであったことが確認できます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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