厚揚げ冷凍はまずい?スカスカの真相と劇的にお肉化する保存術
厚揚げ冷凍はまずい?スカスカの真相と劇的にお肉化する保存術について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
冷凍厚揚げを扱う上での黄金律は、厚揚げの冷凍における解凍方法として「室温や冷蔵庫での自然解凍を避ける」ことです。自然解凍すると、破壊された細胞組織から旨味を含んだ水分(ドリップ)が一気に染み出し、パサつきと水っぽさだけが残ってしまいます。
基本的に、煮物・汁物・炒め物のいずれにおいても厚揚げは冷凍のままそのまま調理することが鉄則です。沸騰した出汁やスープの中に凍ったまま投入すれば、熱ショックで組織が急激に引き締まりつつ、内部の空洞が出汁を瞬時に吸い上げます。大根や豚肉と合わせる厚揚げの冷凍煮物では、通常の生厚揚げでは20〜30分かかる味染みが、弱火でわずか7〜8分煮詰めるだけで芯まで到達します。
平日の夕食作りを劇的に効率化するなら、厚揚げの下味冷凍の詳細まとめを活用したストックが力を発揮します。
代表的な活用法が「豚肉風・甘辛生姜焼き」です。油抜きして短冊切りにした厚揚げ2枚分に対し、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ1、すりおろし生姜小さじ1を冷凍保存袋に入れ、厚揚げに馴染ませて平らに冷凍します。調理時はフライパンに少量の油を引き、凍ったままの厚揚げを入れてフタをし、中弱火で蒸し焼きにしながらタレを絡めるだけです。タレの糖分と塩分が内部まで浸透しているため、スカスカ感は完全に消え去り、驚くほど弾力のあるジューシーな肉代用おかずが完成します。
また、角切りにして冷凍した厚揚げをそのまま麻婆豆腐のひき肉・豆腐兼用具材として炒め合わせる厚揚げの冷凍作り置きレシピも有用です。冷凍によって油揚げの皮部分と大豆たんぱくの境界が一体化し、濃いめの味噌だれを余すことなく抱え込みます。