エアコンの匂いを取る方法!16度冷房の真相とカビ解消の決定打
エアコンの匂いを取る方法!16度冷房の真相とカビ解消の決定打に関心がある方へ、迷わずに進められる ヒントをお届けします。
悪臭を手っ取り早く解決しようと、ドラッグストアで市販のエアコン洗浄スプレーを手に取る人は後を絶ちません。しかし、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の事故情報データによると、市販スプレーの不適切な使用に起因するエアコンの火災・発煙事故は後を絶たず、メーカー各社も公式に使用を推奨していません。
エアコン洗浄スプレーの危険性は主に2点あります。第1に、スプレーの微小な薬液ミストが熱交換器の隙間をすり抜け、右側に配置されている電子基板や端子部に付着することです。これによってトラッキング現象やショートが発生し、最悪の場合は激しい室内火災へ直結します。第2に、スプレーの噴射圧では奥の汚れを外へ押し流せず、中途半端に溶けたホコリと界面活性剤がヘドロ化してドレンパンやドレンホースを詰まらせる点です。結果として、汚水が室内機から滝のように漏れ出し、壁紙や家具を腐食させる二次災害が多発しています。
また、ナチュラルクリーニングとして人気の「重曹」についても、正しい適用範囲を知る必要があります。酸性の油汚れや皮脂の分解に優れた重曹は、エアコンのフィルター掃除に重曹水溶液(ぬるま湯1リットルに重曹大さじ3杯程度)を用いる分には極めて安全で高い消臭効果を発揮します。浸け置きしたフィルターを柔らかいブラシで軽く擦るだけで、ホコリに絡みついたタバコ臭や料理臭を綺麗にリセットできます。
ただし、重曹水を直接アルミフィンや内部へ吹きかける行為は厳禁です。重曹の結晶は水に溶けにくいため乾くと白く固着し、アルミニウム素材と化学反応を起こして腐食(黒ずみ)やフィンの目詰まりを引き起こします。自力で行う日常メンテナンスは「フィルターの定期清掃」までにとどめるのが、機材寿命を延ばす鉄則です。