韓国の風俗事情と違法性の実態|法改正の歴史から旅行者の法的リスクまで徹底解説
韓国の風俗事情と違法性の実態|法改正の歴史から旅行者の法的リスクまで徹底解説に関する最新の話題を詳しく解説いたします。
韓国の歓楽街は、朝鮮戦争後の米軍基地周辺に形成された基地村や、1970年代から80年代の高度経済成長期に形成された大規模な集娼村(いわゆる赤線地帯・紅灯街)に端を発します。ソウル市内には長年、「清涼里588(チョンニャンニ・オパルパル)」、「ミアリテキサス」、「永登浦(ヨンドゥンポ)」といった巨大な風俗街が公然と存在していました。
転換点となったのは2000年代初頭の火災事故です。群山(クンサン)の性売買密集地域で発生した火災で逃げ場を失った女性たちが犠牲となった事件を契機に、人権団体や女性団体の強い反発が巻き起こり、2004年の性売買特別法制定へとつながりました。以降、歴代政権は大規模な一斉取り締まりと都市再開発事業を連動させ、これらのエリアの解体を進めました。
かつてソウル最大規模を誇った「清涼里588」の現在の状況は、大規模な都市再開発により完全に一変しています。赤色灯が並んでいた一帯は更地となり、2023年以降は高さ200メートルを超える超高層タワーマンションや大型複合商業施設が立ち並ぶ近代的なベッドタウンへと変貌を遂げました。現場にかつての歓楽街の面影は一切残っていません。
一方、ソウル市城北区下月谷洞に位置する「ミアリテキサス」の衰退の経緯も同様です。迷路のような路地にガラス張りの店舗が密集していたこのエリアは、2000年代半ばの徹底した警察の潜入捜査と封鎖作戦により客足が激減しました。長らく立ち退き補償を巡る組合と自治体の協議が難航していましたが、現在では再開発区域(申吉・吉音ニュータウン事業等)に指定され、建造物の解体と更地化が急速に進行しています。