京都医健の就職と国家試験の実態!学費と現場の生声を独自取材
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オープンキャンパスで誇らしげに掲げられる「高い国家試験合格率」と「就職率100%近い実績」。これらを目にしたとき、多くの保護者が抱く疑問がある。「落ちそうな生徒を途中で排除しているのではないか」という懸念だ。全国の専門教育機関を長年取材してきた筆者自身、そうした数字のカラクリに何度も直面してきた。
しかし、京都医健専門学校の取材を進めると、異なる実態が浮かび上がる。国家試験対策室に足を踏み入れると、壁一面に張り出されていたのは過去問の正答率マトリクスだった。個々の弱点をAIと教員の手作業で徹底解析し、つまずいた分野を翌週には潰すという「個別伴走型」の補講体制が敷かれている。落ちこぼれを切り捨てるのではなく、学習の進捗が遅れた学生を囲い込み、放課後や休日に教員がマンツーマンで指導を重ねる。これが、数字の裏に隠された正体だ。
「正直、2年の冬は逃げ出したくなりました」。ある卒業生はそう苦笑する。「模擬試験で基準点に届かなかったとき、担当教員から手渡されたのは課題の山。でも、教員も一緒に残って教えてくれた。見捨てられなかったからこそ、今の自分があります」。数字の輝きは、現場の泥臭い執念で購われていた。