枝野幸男の現在と真の評価|代表選の裏側から家族の素顔まで徹底解説
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枝野氏の政治的思考を深掘りする際、極めて重要な要素が「東北大学法学部出身の弁護士」という出自です。
1964年に栃木県宇都宮市で生まれた枝野氏は、栃木県立宇都宮高校を経て東北大学法学部に進学。司法試験に合格後、弁護士として活動をスタートさせました。この「法律のプロ」としてのバックグラウンドが、後の政治家としての骨格を決定づけます。
初当選は1993年、日本新党から出馬した衆院選でした(当時29歳)。その名を一躍全国区にしたのが、1996年の薬害エイズ問題です。厚生省(現厚生労働省)が「存在しない」と主張し続けていたHIV感染に関する内部ファイルを、菅直人厚生大臣(当時)のもとで徹底調査し、隠蔽されていた重要ファイルを発見・開示へ追い込みました。官僚組織の隠蔽体質に切り込み、被害者の救済を勝ち取ったこの経験が、枝野氏の「情報公開の徹底」と「行政の無謬性打破」という確固たる信念を形成したのです。
その後、民主党政権の崩壊、希望の党への合流をめぐるリベラル派排除の政変に直面した2017年、「排除されるなら、自分たちの手で国民のための受け皿を作る」と単身立ち上がったのが立憲民主党の結党でした。このドラマチックな経歴の数々は、彼が常に「巨大な権力や理不尽な流れに抗うアンダードッグ(挑戦者)」として大衆の心を掴んできた歴史そのものです。