ロングブレスの危険性と噂の真相!血圧急上昇や腰痛悪化を防ぐ実践法

ロングブレスの危険性と噂の真相!血圧急上昇や腰痛悪化を防ぐ実践法の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

強烈な呼気を吐き出すロングブレスにおいて、最も警戒すべき生理学的現象が「バルサルバ効果(怒責)」に伴う急激な血圧変動です。重いウェイトを持ち上げるときや排便時に息を止めて強く力むのと同様、全身の筋肉を硬直させながら一気に呼気を押し出そうとすると、胸腔内圧が瞬間的に跳ね上がります。

胸腔の内圧が高まると大静脈が強く圧迫され、心臓へと戻る血液量が一時的に激減します。この瞬間に心拍出量が低下して脳への血流が滞り、「一過性の脳虚血」が発生して立ちくらみや強いめまい、最悪の場合は意識を失ってその場に倒れ込む事態を招きます。これが、ネット上で囁かれる「酸欠で倒れる」という現象の正体です。実際には単なる酸素不足だけでなく、血流力学的なショックが引き金となっています。

さらに危険なのは、息を吐ききった直後のリバウンドです。力みを解いて息を吸い込んだ瞬間、圧迫されていた血管へ血液が一気に流れ込み、低下していた血圧を補正しようと心臓が急激に収縮します。この反動によって収縮期血圧が30〜50mmHg以上も急上昇する「血圧スパイク」が発生し、血管壁や心臓に対して極めて高い負荷をかけることになります。血管の柔軟性が保たれている若年層であれば耐えられても、加齢とともに動脈硬化が進んだ血管にとっては、血管破裂や不整脈の引き金になりかねない危険な瞬間です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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