タデ原湿原の絶景と歩き方完全ガイド!見頃・野焼き・散策コース解説

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大分県玖珠郡九重町の長者原(ちょうじゃばる)に位置するタデ原湿原は、火山性の扇状地に形成された極めて珍しい中間湿原です。多くの湿原が高山地帯の窪地や平野部の河川流域に形成されるのに対し、タデ原湿原は山麓の傾斜地に地下水や湧水が滞留することで成立しました。この独特な水循環と地質構造によって、冷温帯性と暖温帯性の両方の植物が混在する極めて貴重な生態系が育まれています。

2005年11月、隣接する坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」としてラムサール条約湿地に登録されました。国内の中間湿原としては最大級の規模を誇り、湿原内には環境省のレッドデータブックに指定されている絶滅危惧種を含む数多くの希少植物が自生しています。

何より旅人を惹きつけてやまないのは、視界を遮るもののない大パノラマです。正面にそびえ立つくじゅう連山(三俣山、指山、星生山など)の荒々しい山肌と、足元に広がるたおやかな湿原の草原景観が見事なコントラストを描き出し、九州随一の景勝地として圧倒的な存在感を放っています。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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