犬がうんこを食べるのはなぜ?獣医師が明かす衝撃の理由と正しいやめさせ方

犬がうんこを食べるのはなぜ?獣医師が明かす衝撃の理由と正しいやめさせ方について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をお届けします。

これまで食糞をしなかった成犬やシニア犬が「突然うんこを食べるようになった」場合、しつけの問題ではなく内科疾患を真っ先に疑う必要があります。身体が必要な栄養を吸収できず、飢餓感から排泄物に手を出している可能性があるためです。

臨床現場で食糞を誘発する代表的な疾患には以下のようなものがあります。

  • 膵外分泌不全(EPI):膵臓からの消化酵素分泌が著しく低下し、食べたフードを消化吸収できず強烈な空腹感と未消化便を生じる疾患。
  • クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症):コルチゾールの過剰分泌により、異常な食欲亢進(多食)と多飲多尿が引き起こされる病気。
  • 糖尿病:インスリンの不足や機能低下により、細胞へ糖が取り込めず常に飢餓状態に陥る代謝疾患。
  • 腸内寄生虫感染症:回虫やジアルジア、鉤虫などが小腸に寄生し、宿主の栄養を奪うことで栄養失調と異嗜行動を招く状態。

他犬のうんちを摂取した場合は寄生虫の虫卵やウイルス(パルボウイルス等)を体内に取り込んでしまう衛生的な危険性が極めて高くなります。「食欲が異常にあるのに体重が減っている」「下痢や軟便が続いている」「水を飲む量が急激に増えた」といった兆候が伴う場合は、しつけで悩む前に動物病院で血液検査と糞便検査を受けてください。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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