鼻血の止め方で「上を向く」はNg?医学的に正しい圧迫止血と危険サイン
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応急処置として広く行われている「ティッシュペーパーを鼻に詰める」行為にも、知っておくべき落とし穴があります。
ティッシュを細長く丸めて鼻腔の奥深くまで無理に押し込むと、粗い繊維が傷ついた粘膜をさらに擦り、炎症を悪化させることがあります。また、血が止まった後に引き抜く際、乾燥したティッシュと一緒に傷口のかさぶたが剥がれ、再出血を引き起こすパターンが後を絶ちません。
詰め物を使用する場合は、医療用の脱脂綿(可能であれば清潔なガーゼ)を適度な大きさに丸め、鼻の入り口付近に軽くあてがった状態で上から小鼻をつまむのが安全です。もしティッシュしか手元にない場合は、表面を少し水やワセリンで湿らせて滑りを良くし、奥まで押し込まずに浅い位置で保持するのがコツです。
また、止血を補助する「冷却」について、冷やす場所は首の後ろではなく「鼻の根元から小鼻の周囲」が適切です。保冷剤や冷たいタオルを鼻筋や小鼻に当てることで、局所の毛細血管が収縮し、圧迫止血の効果をサポートしてくれます。