城願寺が歴史ファンを魅了する3つの真実|湯河原の名刹を徹底解説
城願寺が歴史ファンを魅了する3つの真実|湯河原の名刹を徹底解説の要点を詳しく解説してご紹介します。
山門をくぐり石段を上がった参拝者を圧倒するのが、本堂前で天に向かって力強く枝を広げる巨木、国指定天然記念物の「城願寺のビャクシン」です。
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ヒノキ科イブキ属に属するこの銘木は、土肥実平自らが手植えしたと口伝されており、推定樹齢は800年以上を数えます。地上約1メートルの幹周りは約6メートル、樹高は約20メートルに達し、根元からねじれながら螺旋を描いて立ち上る幹のうねりは、まるで昇り龍のような迫力を放ちます。主幹の一部には落雷や風雪の爪痕を感じさせる白骨化した神代木(ジン)が見られるものの、現在も四方に青々とした瑞々しい葉を繁茂させており、植物学関係者や樹木医の間でも東日本屈指の保存状態を誇る名木として高く評価されています。
現地で木の下に立つと、木漏れ日とともに独特の厳かな気配に包まれます。平家方の残党狩りが吹き荒れるなか、頼朝の再起を信じて祈りを捧げた中世武士の息遣いが、800年の歳月を経てそのまま形を留めたかのような威容は、パワースポットと呼ばれるにふさわしいエネルギーを湛えています。