ジャスタウェイとゴールドシップの絆|須貝厩舎が生んだ伝説の真相

ジャスタウェイとゴールドシップの絆|須貝厩舎が生んだ伝説の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

現場スタッフや競馬メディアの取材によって、2頭の微笑ましい関係性は数多く記録されています。その中でもファンの間で語り草となっている代表的なエピソードを紹介します。

① 隣の馬房から顔を出して常に様子を伺うゴールドシップ
須貝厩舎での馬房は隣同士に配置されていました。ゴールドシップは自分の馬房の窓から首を伸ばし、隣にいるジャスタウェイの姿を四六時中確認。ジャスタウェイが調教や馬の手入れで馬房を空けると、途端に不安そうにいななき、落ち着きをなくしたと伝えられています。

② 調教での併走で見せた阿吽の呼吸
激しい気性ゆえに他馬との併せ馬調教が難しかったゴールドシップですが、ジャスタウェイが相手の時だけは驚くほどスムーズに折り合いました。お互いのリズムを崩すことなく、極限の集中力を引き出し合える最高の調教パートナーでした。

③ 2014年ドバイ遠征で見せた「帯同効果」
ジャスタウェイがドバイデューティーフリー(G1)を圧勝し、ゴールドシップが国内にとどまった2014年春。遠征前後の環境変化でナーバスになりがちな時期も、互いの存在が大きなメンタルケアとなっていました。ジャスタウェイの世界制覇の陰には、国内で切磋琢磨した盟友の存在がありました。

④ 凱旋門賞遠征時のフランスでの再会
同年秋のフランス・凱旋門賞(G1)には、2頭揃って挑戦。環境の異なる海外の地でも、2頭が揃って運動する姿が現地メディアにキャッチされ、「日本のスーパースターコンビ」として現地のホースマンからも注目を浴びました。

⑤ 引退式で魅せた対照的な佇まい
ジャスタウェイの引退式(2015年1月)に際しても、ゴールドシップはどこか寂しげな様子を見せていたと厩舎関係者は振り返ります。猛獣が見せる一途な友情に、多くの競馬ファンが胸を熱くしました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest