なぜ息継ぎで沈む?クロールで初心者が劇的にラクに泳げる決定打
なぜ息継ぎで沈む?クロールで初心者が劇的にラクに泳げる決定打について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。
「脚を一生懸命バタつかせているのに、なぜか下半身が沈んで進まない」と感じる時、水面下では深刻なブレーキ現象が起きています。初心者にありがちなバタ足の典型例が、膝を支点にした自転車こぎのようなキックです。膝が下方向に曲がると太もも前面が大きな壁となって水流を真正面から受け止め、推進力を相殺するだけでなく、下半身を底へと引きずり下ろしてしまいます。
さらに多くの人を苦しめるのが息継ぎの瞬間です。「息を吸わなければ」と焦るあまり、頭を水面から高く持ち上げて前方を向いてしまう動作が、沈没の引き金になります。人間の頭部は体重の約10%(約5〜7kg)を占めるボーリング玉のような重量物です。これを水面上へ持ち上げると、シーソーの原理で下半身は確実に水底へと沈みます。
水中で呼吸が苦しくなる根本的な背景には、呼吸法の根本的な勘違いも潜んでいます。水面から顔を出した一瞬で「吸って吐く」動作を両方行おうとすると、肺の中の空気が入れ替わらず酸欠状態に陥ります。息継ぎで沈むのを防ぐ鉄則は、「水中で鼻から8割吐ききり、顔が出た瞬間は口でパッと2割吸うだけ」という空気圧の自動置換を身体に染み込ませることです。