Aiとは何の略?正式名称の由来から仕組み・最新動向まで徹底解説
Aiとは何の略?正式名称の由来から仕組み・最新動向まで徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。
結論から明かすと、AIの正式名称は英語の「Artificial Intelligence」の頭文字を取った略称です。日本語では一般に「人工知能(じんこうちのう)」と訳されます。
英単語を細かく分解すると、それぞれの意味がより立体的に浮かび上がってきます。
- Artificial(アーティフィシャル):「人工の」「人為的な」「模造の」を意味する形容詞。ラテン語の「artificium(技術・芸術によって作られたもの)」が語源。
- Intelligence(インテリジェンス):「知能」「知性」「思考力」を表す名詞。ラテン語の「intelligere(理解する、物事を選び分ける)」に由来。
直訳すれば「人間が人為的・工学的に作り出した知性」となります。この言葉が公の場に初めて登場したのは、今から70年前の1956年夏に米国で開催された「ダートマス会議(Dartmouth Summer Research Project on Artificial Intelligence)」でした。
会議の主宰者であった若き計算機科学者ジョン・マッカーシー(John McCarthy)氏が、研究助成の提案書の中で「人間のように思考する機械の研究」を指す表現として「Artificial Intelligence」と命名したのが起源です。マッカーシー氏は後に「既存のサイバネティクスやオートマトン理論といった枠組みにとらわれず、知性そのものをコンピュータで再現するという挑戦を際立たせるために、あえて新しい旗印を掲げた」と回想録で語っています。わずか10名ほどの研究者が集った小さなワークショップから、世界を揺るがす技術史の号砲が鳴らされました。