エリア51の真相に迫る!宇宙人伝説の裏に隠された米軍極秘計画と現在

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ネバダ州ラスベガスの北西約130キロメートル、干上がった塩湖の底に広がる「グルームレイク(Groom Lake)」に、その基地は存在する。公式名称は「エドワーズ空軍基地第3分遣隊(Air Force Flight Test Center Detachment 3)」。長らく地図から抹消されていたこの施設について、アメリカ政府が初めて公に存在を認めたのは2013年8月15日のことだった。

米ジョージ・ワシントン大学の国家安全保障公文書館が情報自由法(FOIA)に基づいて請求した資料に対し、CIAは約400ページに及ぶ調査報告書『U-2とOXCARTプログラムの歴史(1954-1974)』を公開した。文書には「エリア51」というコードネームが幾度となく明記されており、その本来の目的が極秘軍事基地における新型偵察機開発であった事実が白日の下に晒されたのである。

1955年、冷戦初期の軍拡競争のなかで、CIAとロッキード社の開発部門「スカンクワークス」を率いたケリー・ジョンソンは、ソ連領空を高高度から偵察できる航空機「U-2」の極秘テスト飛行を行う場所を探していた。見渡す限りの無人地帯であり、フラットな乾湖が天然の滑走路として利用可能なグルームレイクは、機密保持においてこれ以上ない理想的な立地だったのである。

その後も同基地では、マッハ3を超える超音速偵察機「A-12(SR-71ブラックバードの原型機)」や、レーダーに捕捉されない多面体ボディを持つ世界初のステルス実証機「ハヴ・ブルー」、そして実戦配備されたステルス攻撃機「F-117 ナイトホーク」の飛行テストが秘密裏に行われてきた。エリア51の正体とは、オカルトめいた実験場ではなく、アメリカの航空宇宙技術の頂点を極秘裏に切り拓いてきた最前線のステルス機開発実験場にほかならない。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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