A5とB5どっちが大きい?実寸比較と失敗しないノートの選び方【2026】

A5とB5どっちが大きい?実寸比較と失敗しないノートの選び方【2026】についての真相をご紹介します。

用紙の大きさを語るうえで、Web上の解説でも混同されがちな重要ポイントがJIS規格とISO規格の違いです。この歴史的背景を把握していないと、輸入文具を購入した際や国際的な書類を印刷する際に思わぬトラブルに見舞われます。

現在世界で広く流通している「A判」は、19世紀末にドイツの物理学者オズワルドが提案し、国際標準化機構(ISO 216)が採用した世界共通規格です。A0(面積1平方メートル、縦横比1:√2)を基準として半分に折るごとにA1、A2、A3、A4、A5と番号が増えていきます。そのため、A5の寸法は日本でも海外でも148mm × 210mmで完全に一致します。

一方、私たちが普段手にする「B5」には根深い特殊事情が存在します。日本国内で流通するB判は、江戸時代の幕府公用紙であった「美濃紙(約273mm × 393mm)」の寸法をルーツとして、日本の産業標準(JIS)が定めた「JIS B列」規格です。基準となるB0が1.5平方メートルに設定されており、B5は182mm × 257mmとなります。

ところが、国際標準化機構が定めた「ISO B列」規格におけるB5は176mm × 250mmであり、日本のB5よりも一回り小さく作られています。ヨーロッパやアメリカブランドの海外製高級ノートを購入した際、「日本のB5クリアファイルに入らない」「手持ちのB5下敷きを挟むと余白が余る」といった違和感が生じるのは、この規格差が主因です。国内で「B5」と表記されているものは、ほぼ例外なくJIS規格に準拠しています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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