客員教授とは?一般教授との違いや年収・芸能人が選ばれる裏側を解説
客員教授とは?一般教授との違いや年収・芸能人が選ばれる裏側を解説について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
肩書が似通っているため、メディアでも頻繁に混同されるのが「特任教授」「名誉教授」「非常勤講師」の3つです。それぞれの境界線を明確にしておきましょう。
特任教授との決定的な違い
特任教授は、大学が特定のプロジェクト、外部資金(文部科学省の競争的資金や企業からの寄付講座など)によって設置した期限付きポストです。客員教授が「学外に本拠を置く外部アドバイザー」であるのに対し、特任教授は「その大学に籍を置き、特定の業務に専従する実働部隊」であることが大半です。
研究室を構えて大学院生の論文指導を担当したり、毎日のように研究室に通って大型研究を推進したりするため、実務負担は専任教授と遜色ありません。任期は3〜5年程度で区切られますが、フルタイム勤務の契約形態をとるケースが多く見られます。
名誉教授との決定的な違い
名誉教授は、現役の職名ではなく「過去の功績を称えて贈られた称号」です。大学設置基準等に基づき、その大学で専任教授として長年勤め上げ、学術上または教育上で顕著な功績を残して定年退職した人物に授与されます。講義の義務や給与は原則として発生せず、退職後も大学の図書館利用や研究室スペースの利用が一部認められるといった名誉的特権が付与されます。
非常勤講師との決定的な違い
非常勤講師は、シラバスに定められた特定のカリキュラム(例えば「英語I」「日本国憲法」など)を週に1コマあるいは複数コマ教える純粋な労働契約です。多くの若手研究者や他大学の教員が担当しており、業務は講義の実施と期末試験の採点に限定されます。職位としてのネームバリューはなく、あくまで授業のコマ数を埋める教育職である点が、ステータス性の高い客員教授とは大きく異なります。