エナジードリンクの年齢制限がない理由と子供のカフェインリスク
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清涼飲料水というソフトな看板を掲げているものの、缶の中に封入されているカフェイン量は一般的なお茶や炭酸飲料の比ではありません。国内で広く流通している主要ブランドの含有量と、公的機関が示す安全基準を数値で整理しました。
日本国内には薬事法令に基づくカフェイン摂取の上限値が明文化されていません。しかし、農林水産省や内閣府食品安全委員会は、カナダ保健省(Health Canada)や欧州食品安全機関(EFSA)のリスク評価データを引用し、過剰摂取に対する注意喚起を継続的に発信しています。
カナダ保健省の基準に照らすと、体重40kgの小学生・中学生の上限は100mg、体重50kgの生徒でも125mgです。つまり、モンスターエナジー1本(142mg)やZONe1本(150mg)を最後まで飲み干した時点で、成長期の許容量を単独で完全にオーバーしてしまいます。コーヒーと異なり、冷たい炭酸飲料として数分で一気飲みできてしまう飲み口の良さが、過剰摂取のリスクに拍車をかけています。