縮毛矯正とブリーチは両立可能?プロが明かす失敗リスクと正しい順番

縮毛矯正とブリーチは両立可能?プロが明かす失敗リスクと正しい順番についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを覗くと、「縮毛矯正とブリーチを重ねたら髪がほうきのようになった」「手ぐしを通しただけで毛先がブチブチ切れる」といった悲痛な叫びが後を絶ちません。この現象は美容業界で「ビビリ毛」と呼ばれ、毛髪が耐熱・耐薬品の限界を超えて炭化・過収縮を起こした末期症状です。

美容検証メディアや個人の詳細な記録によると、縮毛矯正を複数回繰り返した髪へさらにブリーチを重ねた結果、シャンプー時に髪がゴムのようにビヨビヨと伸び、乾かすと一転して針金のように硬直して広がるという事態が報告されています。濡れるとクシすら通らず、ドライヤーを当てても一向に乾かないという異様な質感は、毛髪内部の間充物質が完全に流れ出てストロー状の空洞になっている証拠です。

ここで知っておくべき残酷な毛髪科学の真相があります。それは、「一度チリチリになってしまったビビリ毛を元の健康な髪に再生させる方法は、現代科学において存在しない」という冷厳な事実です。ネット広告などで見かける「チリチリ毛の直し方」や「ビビリ毛修復」といった言葉の多くは、シリコンや濃厚なポリマー、グリオキシル酸などの架橋剤を用いて毛髪表面を強力にコーティングし、一時的に手触りを誤魔化しているに過ぎません。シャンプーを重ねてコーティングが剥がれ落ちれば、再び無残なチリチリ毛が顔を出します。根本的な解決策は、傷んだ部位を少しずつ切り落としながら、新しい毛髪が伸びるのを年単位で待つこと以外にないのです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest