金融資産5000万円以上の日常は質素?準富裕層の実態とお金の使い方

金融資産5000万円以上の日常は質素?準富裕層の実態とお金の使い方に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

準富裕層の消費行動が最もわかりやすく表れるのが「車の所有」に対する姿勢です。

世間的なイメージでは、資産5000万円ともなればベンツやBMW、ポルシェといった欧州プレミアムカーに乗っていそうに思えます。しかし、実際の駐車場に並んでいるのは、トヨタのプリウスやヤリス、ホンダのフリード、あるいは中古の国産SUVです。都心部在住者に至っては「自家用車を所有せず、必要な時だけタイムズなどのカーシェアを利用する」という選択を取る人が極めて高い割合を占めます。

ある40代の準富裕層男性は、車選びのロジックをこう語ります。

「新車の外車を買えば、購入直後に2割価値が落ち、毎年高い車検代や保険料、駐車場代が消えていきます。資産5000万円の手前で計算したとき、車にかける生涯コストが数千万円に達することに気づいたんです。車は『安全に移動するための道具』であり、自己顕示の道具ではない。リセールバリューが高い国産車を選ぶか、乗らない期間は持たない方が、トータルで手元に残る自由が圧倒的に増えます」

この考え方は車だけでなく、日々の買い物全般に貫かれています。コンビニで毎朝なんとなく買うカフェラテやペットボトル飲料を控え、自宅からマイボトルを持参する。一方で、家族との旅行や体験、健康診断のオプション検査、自分の仕事スキルを高める書籍や講座には惜しみなく数万〜数十万円を投じる。「減価償却するだけの見栄消費には1円も払わないが、将来の豊かさや健康につながる投資には迷わず出す」という明確な線引きが存在します。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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