国際基督教大学の偏差値は本当に高い?早慶上智との差や入試の真実

国際基督教大学の偏差値は本当に高い?早慶上智との差や入試の真実についての疑問解決ガイドをご紹介します。

ICUの教育方針の根幹にあるのが、ICUリベラルアーツ教育の真相を象徴する「レイトスペシャライゼーション(遅い専門決定)」システムです。日本の大半の大学では出願時に学部・学科を選択し、法学部なら4年間法学を、経済学部なら経済学を学ぶ構造になっています。しかしICUでは、全員が教養学部アーツ・サイエンス学科に入学し、2年次の終わりを迎えるまで専攻(メジャー)を決める必要がありません。

文学、歴史学、哲学などの「人文学」、法学、政治学、経済学、社会学などの「社会科学」、そして物理学、生物学、情報科学などの「自然科学」に至るまで、全31のメジャーが用意されています。学生は人文科学のゼミで倫理学を掘り下げながら、自然科学でプログラミングや統計解析を履修し、それらを融合させた「ダブルメジャー(2つの専攻)」や「メジャー・マイナー(主専攻・副専攻)」として卒業研究をまとめることが可能です。

卒業生の手記やインタビューでは、次のような実感が語られています。「高校時代に法学部に行きたいと思っていたが、1年次に履修した文化人類学と環境研究のフィールドワークに衝撃を受け、結果的に環境研究をメジャーにした。もし普通の大学に入っていたら、自分の適性に気づけないまま卒業していただろう」。このように、既存の枠組みに縛られず多角的な視座を獲得できる環境こそが、数字上の偏差値には現れないICUの真の教育価値です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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